Pure blessingについて
Pure blessing
「Pure」 いつまでも純粋な気持ちのままで
 「blessing」 神様の祝福がありますように
代表 pink



↑プライベートブログもワンコ満載★↑
手作りご飯のススメ
↑広がれ★手作りご飯の輪↑

Pureblessingについて
現状における状況などの把握、知識向上のため、主にダックスの遺伝性疾患、カラー遺伝学などを勉強しながら、小型犬を主に、中部・関西を中心に、ボランティア活動しています。

リンクフリーです↑のバナーをどうぞ。
★ 一時預かりさん募集してます ★
★ ご相談はこちらから ★
当方は一時預かりさんのお力をお借りしながら個人で活動しております。私はあなたと同じ、普通の会社員で普通の生活をしてるただの1人間です。お金や時間や保護スペースに余裕がある団体ではありません。SOSを頂いても、命に期限がある保健所で処分される子たちの時間との戦いに追われ、常に保護スペースは一杯な状態で、当方で保護できるわけではありません。保護が必要かと思われる子がいたら、当方へ連絡をくださる前にご自身でできることをきちんと考えた上で、Pureblessigにタレこみ・相談・問い合わせ・SOSメッセージをください。

★ ご寄付のお願い ★
愛と救いを求めているワンたちへの寄付をよろしくお願いいたします!
頂きました寄付金は、レスキューしたワンコたちの医療費(主に健康診断、病気の治療費、避妊去勢手術代など)トイレシーツ、食費など全てレスキューしたワンたちのために、大切に使わせていただきます。お礼をしたいのでご一報頂けますと幸いです。
pureblessing@hotmail.co.jp
寄付金振込先
郵便局 12400-11160501
国際ボランティア貯金
「Pure blessing」
一時預かりさんのBLOG
オレンジのハートが付いてる子は、お見合いが決まってます。レッドのハートが付いてる子は、トライアル期間中です★

pink家にいる子たち
  • Mダックス・男の子『エル』

幸せのご報告
彼ら彼女らが幸せになるまでご協力ご声援頂きましたみなさま、そして沢山愛してくださっている里親さまに心より感謝申し上げます。
  • Mダックス・女の子『ティンク』
  • シーズー・男の子『リルベ』
  • Mダックス・男の子『いろ』
  • チワワ・女の子『ベイブ』
  • ヨーキー・女の子『うた』
  • マルチーズ・男の子『グラン』
      「みるく」マルチーズ・男の子
      2014年6月5日 幸せになりました
  • 「フィガロ」ダックス・男の子
      2013年12月30日 幸せになりました
CATEGORIES
ARCHIVES
SEARCH
ブログ内の記事を検索できます。

RECENT COMMENTS
LINKS(都道府県順)
こちらも見てね
RECOMMEND
ナチュラル派のためのイヌに手づくりごはん
ナチュラル派のためのイヌに手づくりごはん (JUGEMレビュー »)
須崎 恭彦
これが手作りの第一歩となる方が多いようです。私のきっかけは、ビッグウッドの手作り食ハンドブックです。
ドッグホリスティックケア―あなたの愛犬を癒す、心と体のマッサージ
ドッグホリスティックケア―あなたの愛犬を癒す、心と体のマッサージ (JUGEMレビュー »)
松江 香子
あらゆる面で、愛犬に愛を伝えることが出来る本です。うちのネロが腰をいわした時に、せめてマッサージでも…と、とても役立ちました。
 (JUGEMレビュー »)

★「誰でも何か美しいものをもっている」「自分自身を分け与える」「ほほえみなさい」「身近な小さなことに誠実に親切に」「大切なのは、どれだけたくさんのことや偉大なことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです」「愛は、この世で最も偉大な贈り物なのです」「親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切に無関係に奇跡を行うことより、好きです」本当の豊かさとは何か。胸を打ちます。
赦しをもたらす5つの方法
赦しをもたらす5つの方法 (JUGEMレビュー »)
ゲーリー・チャップマン,ジェニファー・トーマス
★清く、キレイな良心を保つ毎日を生きることは、本当に幸せなことです。本物の愛とは、愛を伝えることだけでなく、過ちを犯した者の「誠実で素直に謝罪する真の心」と、それを受け入れる不当に扱われ傷付いた側の「赦しという和解の心」です。
OTHERS
advertisement




Pure blessing

人間のエゴによる犠牲となるワンたちを救いたい…愛と救いを求めているワンコたちを助けたい…
小型犬を主に、岐阜県は、西濃地区の大垣市から、中部、関西を中心にボランティアをしています。
里親さん募集中 ワンワンマンマ

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | - | - |
エル写真集★


写真を整理していたらっ、カワイイ、エルの写真がいっぱいあったのでっ、みなさんにお披露目しちゃいマスッ♪♪

あんまり古いものを載せてもあれなのでっ。最近のものばっかりですがっ。

カワイイ、カワイイ、愛しいエルちゃんデスッ♪♪(ノ´∀`*)



エルは、現在、ほとんどフリーでいられています。

ただっ、うちのお父ちゃんとすこぶる相性が悪く・・・っていうか、問題はうちのお父ちゃんにあって、エルにあるわけじゃーありません・・・知っている人は知っている・・・うちのお父ちゃん、ヤクザですからぁ(´ε`;)

エル自身は、たいていのワンコとは仲良くなれます。今までのレスキューっ子で、最高に相性が良かった子が、オッズことラッキーでした♪過去に、こんな微笑ましい記事もあります。エル自身は、他のワンちゃんから、とても懐かれやすい子です。彼自身の秀でた何かが、みんなの信頼を得るんでしょうね。同じレスキューっ子の先輩として、よく面倒をみてやってくれていました。

なのでっ、エルには可愛そうやけどっ、うちのお父ちゃんからの被害を防ぐためにっ、フリーの時間が重ならないように時間を決めてフリーにしています。



がっ、やっぱり賑やかなのはあんまりスキじゃないエル。なのでっ、サークルの扉を開けても、なかなか向こうの部屋からこっちに来ない時があります。扉が開いていても、自分の寝床で寝てる時もあります。

一生懸命、エル、おいで★と呼ぶと、行きたいけどっ、あいつ(息子っちのことw)うっとおしいからなぁーどうしょうかなぁー、しばらく向こうの部屋でウロウロ、ウロウロして・・・やっと意を決して、えーい!と、向こうの部屋からこっちへダイビング!!www それがまたカワイイッ♪♪(*´ε` *)



ものすごい甘えん坊さんで、ものすごい寂しがり屋さんで、いつも、抱っこー抱っこー♪構ってぇー構ってぇーー♪ボクを見てー♪アピールに必死です。

デスク周りで、いつもチョロチョロしていて、仕事中の私の視野に、熱い熱い視線が入ってきます♪構わない、構わない、仕事!仕事!と思ってはいても、そのじっと座って送ってくれる熱いラブビームに、ついつい負けてしまって、エルはホンマにカワイイ子やねぇー♪♪とデレデレで頭をなでなでしてしまい、テンション高くなってしまって・・・時々、仕事の邪魔をしてくれます(笑)




私のヒザの上がいっぱいな時は、ヒーター前で、おっとり眠っています。安心している証拠です。でもっ、私が少しでも動こうものなら、すぐさま飛び起きます。ちょっとまだ不安で神経質が抜けないかなっ。いつでもそばにいないとイヤだってべったりくっついてくる甘えん坊さんです。まだまだ愛に飢えています。うちでは、愛情を独り占めできなくて・・・ゴメンネ、エル。



人のヒザの上で丸まって、私の腕を腕枕にして安心して眠ることもできますし、私のヒザの上で寝てる、他のワンコの上でも寝ることができます(笑)

先客の女2人に、あなたちょっと優しく上に乗ってよ!と歯を剥いてウーと怒られても、あっ、ゴメン、と顔をそむけたりなんかして、ちょっとKYなところがありますがっ(笑)

最初の頃は、体を長く触っていたり、お尻、手足を触ることはなかなかできませんでした。すぐに興奮して、ガウガウとグルグル回って、シッポを追いかけていましたし、とっても神経質でした。よっぽどヒドイ扱いを受けてきたんだな、と感じる瞬間でした。



今は、もうすっかり落ち着いて安定してしまって、シッポも、長時間じゃなきゃ普通に触れます。



最初のうちは、この短いシッポが、とっても痛々しくて、どれほどの思いで自分を痛めつけていたのだろうと、とっても胸が痛みましたが、今は、この短い尻尾で、プリプリが、とっても愛しく思えます。




噛んでいたところは、毛が生えてこない箇所もありますが、エル、今はあなたのこの短い尻尾が、お姉ちゃんはとっても愛おしいです。



ちょっと、あんまり長く触ると、ボク、気になっちゃうからね!まだ終わらないの?とチラチラ気にはしますが、長時間触らなければ、体のどこをを触っていても、興奮して発作を起こすことはありません。トリミングに行っても、とっても大人しくいい子でしたよ!と二重丸をもらいます♪ただ、怖くてビビってるだけかもしれないけどっww



エルは、もう、いたって、フツーの家庭ワンコです。

とっても穏やかで、優しくて、甘えん坊で、寂しがり屋で、人もワンコも大好きで、ただ、普通に愛してもらいたいだけの、フツーのワンコです。

ウレシイ時は、めいっぱい笑顔で喜びますし、ゴロンとお腹を出して甘えたり、オモチャがダイスキで持ってこいをずっとやっていたり、寂しい時は鳴いてみたり、救急車の音に遠吠えしてみたり、フツーの表現ができる、フツーのワンコです。



お散歩は、とってもゆっくりです。ご年配の方がお散歩をしても、引っ張られてコケてしまう、ということはないと思います。元気いっぱい!ペースの早いうちのワンズたちと行くと、待ってぇー!もぅちょっと年寄りをいたわってぇー!と、後ろから、テケテケ頑張って運動しています。

3月に10歳になるので、ずいぶんおっとりしていて、かなり落ち着いています。

でもっ、時々、イタズラしてくれちゃいます!!

長電話してると、私が見ていないのを知ってるのでっ、あれこれ咥えて持ってきたり、これはなんだろう?とあちこちいろんなものを引っ張り出してきたりします♪♪

ボール投げがスキで、あれっ?と思うと、これまた何かしら違うものを持ってきたりしますww それがまたカワイイんですけどっ♪♪(ノ´∀`*)

エル、ゆっくりゆっくり、自分のペースで、よくここまでガンバってきたねっ。

あともう少し、ゆっくりうちで待ってようねっ。

エルを見守ってくれているみなさま、これからもエルをそっと見守ってやってください。


|  エルの日記 | comments(2) | - |
携帯電話のみの里親立候補について
当方の、里親立候補はこちらから、をお読みになられたご家族様から、よく、固定電話は付けていないのですが、携帯電話だけではダメでしょうか?と、お問い合わせがあります。

結論から言うと、携帯電話だけでもOKです。

なぜ、固定電話が必要なのか、といえば、里親詐欺に引っかからないため、そして、引っかかった場合の対処がしやすいためです。

まず、当方では、里親立候補はこちらから、をよくお読みになっていただき、ご理解、ご了承のうえ、事前アンケートにご記入をいただきます。

その後、約1ヶ月ぐらいの間で、いただきましたアンケートの中から選考させていただき、ワンコ、ニャンコにとって、適切であると判断しましたご家族様とお見合いの運びになります。

その際、当方では、お見合い前に、必ず、アンケートでいただきました、固定電話へお電話させていただきます。実際に通じている電話番号かどうかを確認させていただくのです。もちろん、住所も実在する住所かどうかも確認させていただきます。

お見合いの日にも、当方では、たいてい車で参りますので、ご自宅近くになりましたら、こちらからお電話にて連絡させていただき、駐車できるスペース、近所の駐車場等、もしくはご自宅までご案内していただく旨、希望者さまにはお伝えしてのお見合いになっております。

そして、無事、トライアルも終了し、改めて家族として迎えていただくかどうかのお返事をいただく際も、必ず、希望者様からではなく、当方から、固定電話の方へ連絡差し上げております。

ワンちゃんをもらったら、ドロン!なんて、結構、あることですので、必ず、お見合い前、お見合い当日、トライアル後は、当方から固定電話の方へ連絡しております。

固定電話は、携帯電話と違い、すぐに手に入れられたりするわけでもなく、世間的に信頼が得られていないと、加入することはできません。

万が一、お見合い前に、いただきましたアンケートの固定電話に連絡を入れても、内容がウソであれば電話は通じませんから、そこで里親詐欺と判明し、不幸な目に合わせることを事前に防ぐことができます。

トライアル後に、正式に家族として迎えていただけるかどうかの連絡を当方から入れるのも、ワンちゃんを手に入れた後に、姿をくらますことも多々耳にしているため、必ず事前に、いつ連絡するといわずに、こちらから固定電話の方へ連絡を入れます。

メールだけで済ますなんて、ありえません。

よく、お見合い前や当日に、希望者さんへ直接連絡をして、お声を聞いてお話もせずに、メールだけのやりとりだけでお見合いして、お見合い当日、ご本人様確認のための身分証明書もご提示いただかず、ご家族様全員が同席した場で、一緒に契約書を読んで説明しご理解いただいた上での契約書も交わさず、負担金を後日振込でOKにしてワンちゃんを託してしまう人がいますが、希望者さんが、友人等の連絡先を借りて、連絡を入れていたら・・・。

あなたは、それを、ウソであると、いつ見抜けますか?いつ、気付きますか?

譲渡した後でですか??

ちっとも先方から連絡がなくて、痺れを切らして自分から連絡してみたら、現在使われておりませんとかアナウンスがあったら、お見合いしたはずの住所へ行ったら、引っ越ししたあとだった、なんて、あなたはどうやって、騙されて持っていかれた、生きているかどうかも分からないワンちゃんやニャンコを追跡しますか?

万一、トライアル後に詐欺だと分かって、お見合い前に通じた固定電話番号と、当方で使用しております、私と相手様の印鑑登録してあります印鑑の割印を押した、プラーナの契約書(注:現在、動愛法の改訂により、7番の第二十条は三十七条、12番の二十七条は四十四条になっております)と、ご提出いただきました、印鑑登録の証明書と身分証明書、アパートやマンションの場合、大家さんからいただいたペットOKの証明書等を警察に届け出れば、比較的、携帯電話オンリーよりは足がつきやすくなります。

だいたい、身分証明書のコピーと、印鑑登録証明書を提出してもらい、いただきましたアンケート内容と相違がないか確認できた時点で、里親詐欺の確率はずいぶん低くはなってはいますが。

何よりも、そいういう証明書をご提出いただくためには、希望者様と、自分との信頼関係を築かなくてはいけません。お互いに信頼を得られなくては、上記の提出物も、なんで出さなきゃいけないんだ、となります。まずは、こちらの希望を一方的に押し付けるだけではなく、それまでのメールのやりとり、時間をかけた信頼関係を築くことが、一番大事なことです。

ちょっとだけしたメールのやりとりと電話でお声も聞かずに、説明も何もせずに、ちっぽけな紙切れに、2、3項目だけの契約書では、里親詐欺にあった場合、最悪、裁判に持ち込むことになっても、どうにもなりません。

里親詐欺に引っ掛かった時、問題は、裁判に勝つことじゃありません。

人間、誰しも、完璧ではありません。長くボラをしている人でも、詐欺にひっかかってしまう場合もあります。

問題は、詐欺に引っ掛からないようにするための措置をたくさんしておいた上で、最悪、引っかかってしまった場合、裁判に持ち込むのであれば、有利になるためのものをたくさん持っていた方が、早くワンコ、ニャンコを手元に戻すことができます。裁判に持ち込むまでもなく、警察で足がつく場合もあります。

一度はつながった固定電話の電話番号、そして上記の証拠を持ち込むと、ずいぶん違います。ワンコ、ニャンコを生きて取り戻すためには、必ず必要なことです。時間がたてばたつほど、ワンコたちはどこでどうしているのか分からなくなっていきます。動物実験に売られているか、回り回って、繁殖場にいるか、どちらにしても時間の余裕はありません。

そんな最悪の場合を防ぐためにも、里親詐欺に引っ掛からないようにするための対策は、二重にも三重にもして、防がないといけません。

命に関わることですから。

里親詐欺の、いろんな話をたくさん耳にしています。

まだたった約9年間、ボランティアという世界に足を突っ込んでいる、若輩者の私の耳ですら、いろいろ入っています。

そのために、当方では、普通のボラさんが求める以上の提出物がたくさんあります。クチうるさく言うところもあります。

そういうこちらの慎重になる気持ちをくみ取っていただけない、ご理解を得られないご家族様とは、最初からご縁がなかったと思って、諦めてお断りする場合もあります。

詐欺にひっかかったと知っていても、ほおっておくボラさんも中にはいます。

自分がレスキューした子を可愛いと思えなくて、適当な人にあげてしまう人もいます。

詐欺にひっかかったと知らない人もいます。

そんなとき、あなたは自分がしっかり慎重にしなかったせいで、と心を痛めますか?仕方ないもん、分からなかったし、厄介払いもできたしと、心は全く痛みませんか?

開き直って、それでもボラを続けられる人は、ある意味、尊敬します。

私は、言葉は悪いですが、そんな人間には絶対なりたくありません。どうしても自分がレスキューした子なのに、可愛くなくてね、この子、早く寝たきりにならないかしら、誰か預かりでもいいからもらってくれないかしら、なんて絶対に言えません。

そして、たいてい、厳しい審査や過程があるボラさんで漏れた人は、こういう審査がゆるい、詐欺にあっても経験から改善しないボラに目をつけたりします。そういうふうになっているんです。どうか、十分、気をつけてください。

そして、今の世の中、携帯電話の普及もあり、固定電話を家に引いていないご家庭もたくさんあります。

かくいう私も、固定電話はありません。

ネット回線の、IP電話があるだけで、特に保険証等の提示もなく、個人情報を記入して申し込んだだけの回線です。ついでに言うと、独身で、独り暮らしで、後見人もおりません。

自分自身も、普通、里親として立候補するにあたっては、ポイッと蹴飛ばされるような環境にいます。

私、人のこと、言えないんです。

でもっ、今までのご縁の中で、固定電話がないご家庭でも、ワンちゃんを託してまいりました。

もちろん、慎重にです。

携帯電話のみの場合は、ご実家の固定電話の連絡先をいただいたりしました。それで、問題なく譲渡まで至っておりますし、その後も連絡が途絶えた、ということはありません。

昔は、今とは比べ物にならないほど、本当に里親詐欺が多かった時代でした。動物実験に売るためとか、転売するためとか、繁殖させるためとか、虐待させるため、たくさんの理由で、ワンコ、ニャンコをかき集める人がたくさんいたんです。

最近、ボランティアを始めたばかりの人には、こういう里親詐欺があるということを、知らない人もたくさんおられるのではないでしょうか。

昔は、ザラにあったんですよ。

いや、今もあるんです。みなさん、知らないだけで。

私がいただきましたアンケートの中で、一緒に住む場合の環境や、ご経験、どれだけお金をかけられるかや、フィラリアやワクチンなどの最低限の知識を見るのはもちろんのこと、一番、選考を左右するものは、最後の、「29)最後に、里親立候補に至った動機、またワンちゃんへの思い、ご意見、ご感想などをお願いします」というところです。

何の記入もない場合もあれば、とっても丁寧に、ワンちゃんへの思いが切々とつづられている場合があります。どちらも飼育されるにあたっては、問題がなさそう・・・では、どちらの方に、ワンちゃんを託したいか、と選考にかけた場合、どちらになるかはおのずと答えがでますよね。

お問い合わせいただく際も、お名前は伏せられても構いません。まだ犬いますか?いくらで譲ってもらえますか?今度の日曜に見せてください。いついつに、こちらから迎えに行きます。とか・・・とっても勝手な、こういうお問い合わせをいただいても、まずはお相手のご都合を気に掛けないのは、人としてどうなのか、と私は問いたいです。

せめて、岐阜からメールしておりますとか、はじめまして、とか、ただ、それだけの文面だけでも、こちらも、大変申し訳ありません、お手間をお掛けして申し訳ありませんが、こちらをお読みになってご理解いただきました上で、事前アンケートのご記入を持って、立候補いただけますでしょうか、とお返事もできるというものです。

ただ、だからと言って、少し失礼なメールを無視するということはありません。きちんと、同様にこちらからお願いいたします、とお返事しております。ただ、たいていは、その後のお返事がないことがほとんどです。いろいろ厳しくて譲渡までの過程に時間がかかるし、お金もかかりそうだから、面倒なのでしょう。

そんなお問い合わせの中に、実はうちには固定電話がないのです。携帯電話しかないのですが、ダメでしょうか。という記載がある場合、まずはNOとは言いません。

あくまでも、事前アンケートはアンケートで参考にさせていただくためのものであって、当方では、固定電話がないからNGだとか、そういうマニュアルはありません。

すべて、いただきましたみなさまのお気持ち、そのワンコへの想いがどれほど強いか、優しいか、胸にグッとくるか、で一番判断させてもらっています。

もちろん、いただきましたアンケートの内容で、外で飼える犬種ではないのに、外で飼うとか、そういう場合であれば、申し訳ありませんが、ご要望に添えられません。

基本、携帯電話オンリーの立候補は受け付けていませんが、いただきましたアンケートの内容や、ワンちゃんへの思いを拝見して、これは、と思った場合、例外もございます。

そして、基本、お見合い前、お見合い当日、お見合い後の当方からの連絡と、身分証明書のコピーのご提示、印鑑登録済みの印鑑での契約書の取り交わし、加えて、印鑑登録証明のご提示、御負担金とこちらからのレシートの交換をトライアル当日に交わす、また、ご家族みなさん、全員がお揃いでのお見合い、これがなされない場合は、ワンコはお渡ししておりませんので、携帯電話のみの受け付けも、基本はNGですが、だいたいは受け付けています。

また、私が信頼できると判断している、長くお付き合いしている人からのご紹介の場合、身分証明書等のご提示をいただかない時もあります。

それで、その後、連絡が途絶えた、ということも、これまでに一切ありません。

臨機応変。

頭でっかちになって、マニュアルというものにこだわりすぎても、ご縁が遠のく場合もあります。

でもっ、基本は忘れてはいけません。詐欺に引っ掛からないための予防策は、厳しすぎてもダメですが、最低ラインは抜けてはいけません。

詐欺に引っ掛かった場合、そしてすぐにトライアルから戻ってくるような選考をしている場合は、あなたの見る目がない、ということです。

あの人は、最初からおかしいと思っていた!なんて後から言うのは、残念ながら、そんなのは一切、自慢にも何にもなりません・・・。あなたの見る目がないということを、恥ずかしげもなく公にしているだけです。

飼育経験があるから大丈夫そうだとか、家族構成が大丈夫そうだとか、そういう判断でなく、人として、ワンコ、ニャンコに対しての想いがどれほどなのかを判断しなくてはいけません。メールで何度も連絡を取り合い、こちら側からも質問をしてみたり、また、必ずお電話でお話しして、大丈夫そうだと判断したり、細かい細かいザルの目でふるいにかけてください。

ぶっちゃけ、アンケートの内容などは、どれだけでもウソを書けるんですから。

早く幸せになってもらわないと、次の子がレスキューできないから、という気持ちはわかりますが、それでワンコたちが不幸になっていれば、本末転倒ではありませんか。

まずは、里親希望者さまとの信頼関係を築くこと。

あせって、お見合いの日をすぐに決めてはいけません。

何度もメールでやりとりし、いろんなお話をして、必ずお電話でもお話をして、信頼関係を築いてから、お見合いに進んでください。

命を託すにあたって、家族として迎えていただくまでの過程は、それほど単純なものではありません。

流れ作業のように、単純なものにもしてはいけません。

私は、全てのことを、今まで一人でやってきました。

預かりさんに、里親さんと連絡を取って日程を決めてくださいとか、どこそこまで行ってきてくださいとか、これをしてください、その際の費用は当然あなたもちです、私はこんなに大変なんだから、と言って同情を得ようとしたことも、一度もありません。

自分でレスキューしてきた子の、全てを把握するべきは私自身であり、里親様の選考から何からをすべきは私自身であり、預かりさんにお願いする際も、トイレシーツやフードを持っていってお願いするのも、お見合い前にお迎えに行くのも、携帯の通話料を負担するのも当然、私自身です。預かりさんには、預かっていただいている、そしてお見合いの際には同席していただいている、貴重な時間を割いてくれているので、ランチを奢るのは当たり前というのが、私の中の当たり前です。いくら、私の方が年下でも。ぶっちゃけ、私が一番の年下です。でも、そんなこと関係なく、私の方がお願いしている身なのですから、私の負担なのは当たり前のことです。

自己負担、当たり前だと私は思っています・・・。責任者である代表は、私自身なんです。

もちろん、当方では、預かりさんへの条件があります。不妊措置ができていること、できていない場合は、それに見合ったワンコの預かり、そして、できるだけ持って行けるときは、シーツやフードを持っていきますが、それ以外の時は、預かりさんのご負担であること、そして高額にならない場合の医療費、下痢等で通院された場合は、預かりさんのご負担をお願いしています。それは、最初から条件としてお願いしており、それを承諾してくださった方のみ、預かりをお願いしております。

そして、それ以上のことを、預かりさんに望むことはありません。

あくまで、私はピュアブレの代表であり、一時預かりさんは、一時預かりさんだからです。

責任は一切、私にあるからです。

いくら、レスキューっ子にお金がかかっても、月賦でお願いして、医療費も負担し続けます。それが、私がこの子をレスキューする、と決めた私の、その子への責任です。

レスキューっ子のすべてを把握すべきは、私自身です。

里親様との交渉をするのも、私自身です。

自分がこの子の将来は私が見ると決意し、レスキューした命の責任を、他の人に任すことが一切できない、という性質でもありますが、里親様選考を作業だと思っていることを分担しても、情報が錯誤するだけで、それは結果としていいことにはなりません。第一、このボラに作業というものはありません。

信頼関係を築くのは、ワンコの命の責任を持った、私自身がすべきことです。他人に託さないといけないほどであれば、自分のキャパを超えた以上をしてはいけません。

でもっ、ボラは、若干、自分のキャパをオーバーした状態を常に保っています。そうじゃないと、消えいく命をレスキューしていくことはできないんです。これは、限界以上にガンバってきた人でないと分かりにくいことかもしれません。

でもっ、今でこそ、これだけボランティアというものがどういうものかなど、ネットで普及した時代ですが、昔などは、それこそレスキューするにあたっての費用は自腹が当然であり、少しでも啓蒙活動の際に活動費を捻出しようと、募金箱やフリマをすると、こんなのお前らの懐にはいるだけやろ!!と看板を蹴飛ばされたこともたくさんありました。1円も私たちにとって、得にはならないのに。得や損で、ボラなんてしません。

今でこそ、みなさまのお優しいワンコ、ニャンコたちへのお気持ちがあって、たくさんのご寄付をいただくことができましたが、昔は寄付など、全く望めない時代だったんです。1万円のご寄付をいただくなんて、本当に恐れ多い、こんなに集まったの?という時代でした。

その寄付が、当たり前だと思いだしてはいけません。

レスキューできない人が、できる人に代わって寄付をすることが当たり前だと思ってはいけません。

自分がレスキューすると決めたからには、寄付が集まらなくても、支援がなくても、自分の負担がどれだけ赤字になろうとも、どれだけ実費で遠くに行くことになっても、それは誰のせいでもありません、あなたの責任です。

私も、これまでに、アホかと思うぐらいの遠距離を移動してきました。10年落ち、6万キロで買った中古のノアくんは、2年の間で、13万キロになりました。前に乗っていた人の10年の距離を、たった2年以内の間で更新しちゃったんです。最高の遠距離で、岩手にも行きました。ダックスの銀ちゃんです。岩手へ行ってもいい!この人を逃すか!というぐらいの強い思いが見えたからです。

その当時はETC割引なんてなかったので、高速代のご負担はいただきましたが、ガス代は、当方が負担いたしました。もちろん、寄付金など、ありません。(あっ、誤解のないように書いておきますが、それほど大きな寄付金の貯蓄は手元にないという意味です。里親さんからはだいたい交通費等とは別に、お気持ちを包んでくださる方が多くいらっしゃいます。美味しいものでも食べて下さいとか、ワンコたちのために使って下さいとか、銀ちゃんの里親様も、御負担金とは別でお気持ちを包んでくださいました!本当にありがとうございます!)

人というものは、慣れというものに、慣れすぎることがあります。

人の好意や寄付が当たり前になるようになってはいけません。寄付がなければ、成り立っていかないのならば、ボラをしてはいけません。寄付がなくても、協力してくれる人がひとりもいなくなって、自分一人になっても、やっていける、という余裕がなければしてはいけません。

突然、あなたを支援してくれる人が、倒れたらどうですか。自分の負担が突然、とてつもなく大きくなったとき、どうしますか。保護しているワンコを面倒見れないからと、保健所に連れて行きますか??

寄付金がなくても、自分の自腹で払える分ぐらいのキャパギリギリで、みんなボランティアをしています。寄付金や支援物資を一切受け付けていないボランティアさんだっています。

赤字とか黒字とか、数字が問題ではなく、事業や経営なんかではないんです。

確かに、寄付金が多ければ、たくさんの子を救えるでしょう。

でもっ、私はマザーテレサと同じように、どれだけの子を救ったかという数字には全く興味はありません。

命を扱うからには、私たちボランティアの精神というものは、どれだけの心をこめたか、どれだけ確実に幸せにしてあげられたか、が私たちにとって必要であり、最も重要視すべきことだと思います。

どれだけ活動している自分が大変で、素晴らしいことをしているかなんて、心からの活動からおこる愛は、自慢をしません。

聖書の言葉で、こんな言葉があります。すべての愛にあてはまると思います。

「 
愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。
  愛は高ぶらない、誇らない、
不作法をしない。
  自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。

  不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び
  すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。


  愛はいつまでも絶えることがない 」

一生懸命、自分のお金と時間を費やして、自分が傷つくまでワンコたちを心からレスキューしているボランティアさんは、雑誌に載っただとか、新聞に取り上げられただとか、どれだけ名声があがったか、グループがどれだけ大きくなったかなんて、全く気にもしてなければ、イチイチ自慢なんてしません。

愛に、苛立ちも、怒りも、自慢もないのです。

周りの助けが当たり前になって、自分にできることの範囲を履き違えてはいけません。

とっても親しい人でも、ボラについて悩まれたとき、自分ができないこと以上は、できないと、はっきり公にしなくてはいけないと言ったことがあります。それ以上、できないのであれば、してはいけないよと。そして、すると決めたからには、どれほど自分の何かが失われるとしても、やらなくてはいけない、という覚悟で臨みなさいと。それができないのであれば、やめなさいと。

ボラというものは、自分を確立する、自分の思っていることを、しっかりと持つことが大事だと思います。

だからこそ、里親詐欺に引っ掛からないようにするための努力を惜しまないのも、私自身です。

お見合いの時間は、ほぼ2時間〜4時間かかるのは当たり前です。こんなにかかるの??と一度、同席してくれた人に言われたことがありますが、それでも早めに切り上げたぐらいです。

ほっておけない命に手を差し伸べたのは、私自身。

だからこそ、詐欺にひっかからないように対策するのも私自身。

固定電話が基本だけどっ、携帯電話からでもOKだとラインをひくのも私自身。

自分はこんなに大変だから、忙しいから、寄付をもらうのは当たり前、他の人が動くのも当たり前だと思うのは、愚かな同情を得たいがためです。

自分がどれだけ大変でも、本当に大変な思いをしてでも、ワンコ、ニャンコを救いたいとガンバっておられるボラさんは、弱音も吐きませんし、自分自身がどれだけ大変かなんて自慢なんてしません。

ボラは、みなそれぞれ全く違うやり方で、ボランティアをしています。

あれこれと非難する人もいますが、ボラは本当にそれぞれです。

それでも、協力し合って、助け合って、活動していく、そういうものです。

特に、愛知、静岡、岐阜のボラさんは、みなそうやってやっていっています。

自分自身のワンコには適切ではなかったとしても、ボラ仲間さんに紹介したり、そうやって協力し合っています。

みな、不幸な状況にある子に、幸せになってもらいたい、痛ましい状況から救ってあげたい、その一心でボラをしているのではありませんか。

ボラを仕事や業務だとか、名声を上げるためのものだと思ってしまった時点で、もう、それはボラではないと思いませんか・・・。

ボラに、マニュアルなんて、ありません。

だからこそ、当方では、固定電話がなかったとしても、携帯電話からの立候補だったとしても、鼻からNGだと突っぱねたりはしません。ただ、里親立候補はコチラから、をしっかりお読みになって、ご理解いただいて上で、全てを守れるご家族様のみ、お話を進めております。それを、どうぞ、ご理解ください。

あなたが、立候補くださいました子を、生涯、幸せに、家族として一緒に住まおうと決意してくださったのと同じように、私にとっても、たった1週間であっても、ともに暮らした、その子との日々は、家族同然の日々なのです。

簡単に、はい、あげます、お見合いしましょう、そして、適切ではありませんから引き上げます、と言えるようなものではないのです。

あなたが、私が、心に感じた人とのご縁が、神様がご用意くださったご縁です。

やり方はそれぞれでも、自分自身の信念をしっかりと持って、また詐欺に引っ掛からないような対策もしっかりと持ち、しっかりとした姿勢で臨んでください。

分からないことは、他のボラさんのサイトも参考にしましょう!

いいところ、悪いところ、しっかりとみて、いいところだけを盗みましょう!

いまどき、そんな厳しすぎるぐらいの里親詐欺対策なんて、アホらしい、なんて思わないでください。

痛い目にあってからでは、遅いのです。

いつ里の情報も、そんな情報を共有するためにと公開してくれていますし、愛知、静岡、岐阜のボラも、怪しい人、前科がある人は、ボラ同士でブラックリストを共有する場合もあります。そうやって、やり方は違えど、協力し合うものです。

これ以上、ボラという善意と優しい心からの活動によって譲渡された子が、不幸になっていくのを見たくはありません。それこそ、あなたたちが避難している個人飼育放棄やブリ崩壊と、なんら変わりありません。

慎重に慎重すぎて、悪いことは一切ありません。

でもっ、時と場合によっては、臨機応変も必要であること、それには、自分自身の見極める目と、基本を崩さないこと、自分自身のコレという確立をしっかり持って、里親詐欺対策も、しっかりして、臨機応変もしっかりもって、それでもコレは譲れない、というボランティアをしてもらいたいと切に願っています。

少し話がズレてしまいましたが、当方では、決して携帯電話のみの立候補はNGとは言いませんので、質問等、ありましたら、ぜひぜひ、ご連絡くださいませ!!

また、里親さんを探すにあたり、不安なことや、詐欺に引っ掛からないようにする対処の方法等も、私の知っている限りでお伝えすることはできますから、いつでも相談に乗ります。

もぅ、すっかりお休みには入りましたが、まだまだ私にできることは、みなさんへお伝えしていきたいと思っておりますので、どうぞご遠慮なく、ご連絡くださいませ!!


人も、ワンコも、ニャンコも、みんなみんな、笑顔で、愛し、愛される、そんな世の中を目指して。

私は、あなたも、そして、ワンコも、ニャンコも、みんな、みんなを愛しています。

よりよい世の中を、目指して。

| ◆初めて里親募集される方へ◆ | comments(0) | - |
エル

2007年1月14日、忘れもしない、あの日。エルが東京から我が家にやってきました。

間違った訓練士のいうことを素直に聞いた飼い主が、言うことを聞かなければ丸めた新聞紙でたたけばいい、ということを忠実に守り、エルは行き場のない気持ちを、決して人の手を噛むという行為ではなく、自分のしっぽを噛みちぎるという行為で、気持ちを処理していました。

そして・・・エルの前の家族は、エルを手放すことにしたのです。

私は、もう、飼う気のない飼い主のところに、ワンコやニャンコを、1秒たりともそこで暮らさせたくないという思いがあります。愛犬への想いが、愛しいという気持ちではなくなっているところにいて、幸せであるわけがありません。徐々に、扱いはひどくなっていき、しまいにお水や食事も十分にもらえなくなっていくのが見えています。

ボラさんの中には、飼育放棄での依頼の場合、その後の費用がさまざまな理由、健康診断や不妊措置の医療や食事等によって必要になるため、飼い主さん自身から条件としてお金をいただく人もおられます。あっ、非難をしているわけではないので言っておきますが、これは大事なことです。関係ない話ですが、もう今の時代、保健所の引き取りも有料になってきています。私も個人の所有権放棄の場合は、まずはどこまでそちらでしてくれるかを必ず交渉します。

がっ、そんなボラさんでも、飼い主が、なに?お金とるの?じゃ、いい、保健所に連れて行くから、と脅されれば、そこで断ってしまえば、そのワンコはいったいどこへ行くのか??心配で、結局、無条件で引き受けてしまうんです。ボラの弱みに付け込むんです。こんなこと書いちゃったら、こうすれば引き取ってもらえるのか、という人が増えると困るので、書きたくはないんですが・・・。

交渉が決裂しても、その後にかかる費用が自己負担なんて当然、当たり前で、みなさん引き受けます。どんな理由であれ、そういう話があると引き受けてしまうんです。邪魔になっている子をなんとか手放したいと躍起になっている人が、いい里親さんを選んで自分で里親探しなんて絶対にしません。

そんなところにいるワンコが不幸なのは分かっています。愛してももらえず、食事も満足にもらえず・・・。反対にいいようにとらえれば、目の前にやってきたレスキューは、そのワンコにとっては、とても重要なことで、今の生活から解放され、本当の幸せになれるチャンスなんですから、早めに引き取ってあげたいと思うのがボラたちの気持ちです。

エルも、3年前の今頃、年が明けて早々、我が家にやってきたのでした。


我が家に来た頃は、もぅ、それはそれは、手がつけられないほどの暴れん坊でした(笑)

何をしても、ガウガウーー!!グルグルまわって、自分のしっぽを追いかけて噛もうとします。でもっ、絶対に人の手を噛むことはありません。

まずは、レスキューしてきた子に一番必要なのは、しつけよりも何よりも、たくさん愛してあげること。そしてここは安心だということを知ってもらうことです。

まずは、心のケアが一番先です。

そうすると、だんだんと自然と問題行動って、少なくなっていくんです。

狭いゲージに閉じ込められ、そこで排泄するしかなく、排泄物の上で寝ることがへっちゃら、それどころかそれを食べて飲んで生き延びてきた子達でも、きちんと一人一人、安心できるサークルを1つ与えてあげて、トイレとベッドを分けてあげれば、最初のうちは何度か寝床を汚しますが、徐々に自然とトイレと寝床を使い分けるようになってきます。(うちではベッドはプラスチック製を使っています。汚れても毛布を取り換えるだけで丸洗いできてレスキューっ子には最適です)

たくさん愛して、安定した生活を送れば、自然とワンコたちも、落ち着いてくるんです。

心が安定するからです。

噛むという理由で保健所に連れられたオッズや、他のプチ噛みワンコたちも、我が家へ来たり、里親さんのところへ行って、たくさん愛してもらうと、全く噛みませんでした。

エルも、3年という時間をかけて、一緒に旅行へ行けるぐらいになりました。

でもっ、エルは、ここまで落ち着くまでの過程に、私一人だけの愛情ではなく、預かりさんや友達の愛情もたくさん受けてきました。

私が泊まりで出かけるときは、りえママさんなど、預かりさんが、エルを預かってくれました。エルにとっても、他の人と接することはいいことやから、と預かってくれたんです。私の心配もよそに、エルはすぐにりえママさんになつきました。

友達も、何度か預かってくれ、興奮してグルグルが始まるときに手を出していても、絶対に噛まないし、そろそろちゃんと新しい家族を真剣に探してあげたら?とアドヴァイスももらいました。

お二人のエルへの愛情がなければ、エルも、ここまで外の世界の楽しさを知ることができなかったと思います。本当に、ありがとうございました。おかげで、エルは、すーーっかり落ち着いてしまっています♪♪

上の写真は、年末年始、一緒に伊豆へ行った時の写真です。

年末にトリマーさんに丸坊主にしてもらいました!とってもとっても可愛くなりました。スムースエルの方が、お姉ちゃんは好きよっ!!

お休み宣言をし、一区切りのついた、当、ピュアブレで、一応、最後のレスキューっ子となったエル。

怖がりで寂しがり屋で甘えん坊で、優しくて素直でかしこくて、本当に可愛くて可愛くてしかたないエル。

でもっ、肝心の本人さんは、うちの4人とのお散歩は好きでも、部屋で一緒にいるのはあんまり好きじゃないみたいで。私の愛を独り占めしたくてしかたないみたいです(;´∀`)

エルは、ずっとずっと、3年間の間、次々に我が家にくるレスキューっ子たちの心を解きほぐしては、お散歩のわからない子を先導してあげたりして、面倒をみてきてくれました。

人間の私が教えられないことは、うちの子たち4人と、エルがちゃんとみててくれてました。エル、ありがとうねっ。

そして、エル自分も、新しい本当の家族を待っている立場なのに、次々来る子たちが幸せになっていくのを、見届けてきました。我が家を旅立つ子たちに、幸せになるんだよ!とエールを送って見送ってきました。

次はボクの番かなぁ??って。


エル・・・うちに来て、幸せ??

うちにいて、幸せ??

寂しくて、辛い思いさせてしまってゴメンね・・・。

でもっ、お姉ちゃんは、エルのこと、心から愛してるよ。

あなたには、たった1人で、愛情を独り占めできるところで幸せにしてもらえる家族を望んでいながら、あなたがいなくなってしまったら・・・お姉ちゃんはどうしたらいいの・・・あなたへの愛が目からあふれでてきます。

3年も一緒にいたんやもん。

あなたの悪いところも、いいところも、全部知ってるんやもん。


でもっ・・・エル・・・ガンバレ、とは言わないからねっ。

素のままのあなたで・・・。

ゆっくり、ゆっくり、目の前にあるかもしれないご縁をつかもうねっ。


|  エルの日記 | comments(2) | - |
少し緊急です

名古屋のボラ仲間さんから、親にゃんこと、子にゃんこのレスキューの話がありました。

みんなで18人です。1人では大変なので、愛知のボラさんと、私と3人で里親探しを協力することになりました。こういう話をされると、ダメですねぇ、結局、お休みしていても、引き受けますよ、と言ってしまいます(;・∀・)

まだ今月下旬にならないと我が家でみてやることができないのですが、早々に里親さんを募集いたします!!(ωV_vω)

もちろん、飼うのではなく、家族として迎えてくださる方を望んでおります。

よく、ワンコの時も、にゃんこの時も、番犬にとか、子供に与えるためとか、トイレができてて吠えない子とか、そういう理由で里親希望をされる方がおられます。そういう理由を求めることが決して悪いとは思いませんが、あくまでうちから譲渡させていただく子は、二度と不幸な経験をしてもらいたくないため、家族として迎えてくださるご家族様しか、お譲りできません。

年齢的に落ち着くまでのイタズラや、おトイレが覚えられるまでの粗相なども、おおらかに寛大に受け止めてくださり、その子の個性をすべて愛しく包んでくださる方を望んでいます。

人間同様、動物たちも、完璧な子はいません。

あなたにも欠点があるように、動物たちにも個性という欠点があります。

この人間社会で生きていく上で大きな問題であると思われるような箇所、近隣に迷惑等がかかる場合の問題であれば、改善するべく家族である人が自分のワンちゃんや、にゃんこと向き合うべきですが、ご自身のワンちゃんや、にゃんこにある欠点も、だいたいは、もぅ、しょうがないなぁ、と微笑ましく笑ってすませられるような、性格上の問題の方が明らかに多いです。

また、たいてい心に深い傷を負ってレスキューされた子たちは、最初は人間が信じられなくて、怖くて、でも好きで、構って欲しくて、愛して欲しくて、環境がコロコロ変わったこともあり、不安定な時間をたくさん過ごしますが、たくさん愛情を注いでもらい、もう安心して眠れるんだという安定した精神状態を保てるようになれば、だいたいの問題行動はゆっくりと落ち着いていきます。

人間からの一方的な愛情や、神経質すぎる理想と完璧を動物へ押し付ける方、トイレができないからとか物を破壊したからとか、罰だと言って狭いところへ長時間閉じ込めたり、動物たちの粗を探して欠陥という烙印を押したがるような方には、お譲りすることができませんので、ご理解ください。

人間も誰しも欠陥という烙印が押されることのない、ひとりひとりが、素晴らしい個性のある人間であるのと同じように、動物たちも、この世でたったひとりの、素晴らしく愛されるべき個性ある存在です。

深い愛情をもってではなく、ただ単に自分の都合のいいように、自分の思い通りの子に育てようと全てを干渉し、全ての行動を制限すると、子供がグレてしまうように、動物たちとの絆も、もっとすれ違っていき、しまいには絆を取り戻すこともできないぐらい修復がきかなくなります。

人間が動物の細かい点ばかりに注目し、神経質になっていると、動物にもそのピリピリした感じが伝わり、とても神経質な子になります。相手の様子を伺ったり、心から楽しいや幸せという表現ができなくなっていき、本来のその子らしさという良い面を失っていきます。

愛情を持って接すれば、どんな子も、世界一可愛くて愛しい子になります。

自分の理想を、動物へ求めてはいけません。

まして、体罰など決してしてはいけません。

体罰や、罰は、動物たちの心に深い傷をつけるだけです。


私たち人間だって、欠点があって、それを家族や友達や大事な人に、いつも赦してもらい、それでも愛してもらっているのですから。


良いところを、たくさん褒めてあげて、たくさんのばしてあげてください。


よく、手をあげたものへの後悔と罪悪感から、手をあげた方こそ、一生涯、忘れられない重い十字架を背負うほど、胸が痛むと言いますが、後から、なんてことをしてしまったんだと、後悔する気持ちがあるのは、まだ人間らしい心があるという意味では、いい方なのかもしれません・・・。

当方では、言葉が話せないけど、寂しいとか構ってとか、主張はできる動物たちの気持ちを受け止めることができる方、ワンコや、にゃんこに対して、完璧を求めない、大らかに見守ることができる方、あくまでも、家族として、あたたかく、ともに幸せな生涯を送ってくださる方を希望しております。

人間と動物の間には、大きな大きな愛情と絆が育めるとご存じの方や、初めて一緒に暮らす方でも、ゆっくりゆっくりと、一緒に向き合ってともに暮らしてくださる方を望んでおります。

家族として、パートナーとして、愛してくださる方のみ、また、今まで通り、完全室内のみで不妊措置(後日、不妊措置を受けた動物病院のレシートのコピーを提出していただきます)をしてくださる方のみ希望しておりますので、どうぞご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

この世に生を受けた命です。幸せになってもらいたい、ただ、それだけです。

たくさんのにゃんこたちがいます。写真も少ないですが、あります。

詳細は、メールにてお問い合わせくださいませ!!

どうぞ、可愛い可愛い、にゃんこたちと、幸せに暮らしてくださるご家族様をお待ちしております!


| ボランティア活動日誌 | comments(0) | - |
なぜ繰り返される ペットの悲劇
NHK「追跡!A to Z
2010年 1月9日 土曜 午後10時15分〜10時58分
なぜ繰り返される ペットの悲劇

今夜、ぜひ見てください!!

| お知らせ&イベント | comments(2) | - |